明日も飲まない

るるのブログ

これまでの経緯3

そんな時、夫が倒れて救急車で運ばれるということが起きました。

本当に驚き心配しましたが、なんと原因は「水分不足」のみ。

 

疲れが原因で、水分が脳に回らなくなったため意識を失ったと。

なので「水をとにかくこまめに取るようにしてください。」と医師に言われました。

目標は一日1.5リットルです。と。冬場には結構な量です。

 

確かに夫はこれまでコーヒーやお酒など、水分を排出する飲み物は取っていたけど、

身体を潤す純粋な水分は取っていないことに気が付きました。

特に寒い時期は喉が渇いていることを感じにくいものです。

それで、たぶん一人ではこれまでの習慣で飲み忘れるだろうから、

私もお茶はやめて、「白湯」をポットに常備して気が付いたら飲むことにしたのです。

外出する時もポットに入れて持ち歩き、取り合えず一日1リットル目標に飲み始めました。

そうすると・・・何日か過ぎるうちに、「あれ飲酒欲求をあんまり感じないな。」

と気が付くようになりました。「飲まなくてもいいかも?」とチラリと思う。

でも、、、習慣で飲んじゃうんですよね。

やっぱりやめることができず。

イヤ、本心はやめたくなかったんだなと思う。きっとそう。

 

そんな頃息子が成人しました。

家族三人で飲める日を三人とも楽しみにしていました。

でも、なぜか思ったより楽しくなかった。私はね。

なーんだこんなものだったのか。と思った。

それは、「お酒はやめないと」と、どこかで自分が思っていたからかもしれません。

 

それからというもの、息子は缶チューハイを毎晩買って来ては飲むようになりました。

私がそうしていたから、彼にとっても毎晩飲むのは大人になったら当たり前なのでしょう。

私も親を見て、自然に毎晩飲むようになってきたのですから、それはわかります。

 

でも、私は胃が弱くて、たくさんの量が飲めなかったから、(酔う前に胃が苦しくなる)

お酒で体を壊すと言う事はなかったけど(いや、血圧は高くなったけど)

私の親族には何人も、お酒で身を滅ぼしたものがいます。

親族に大迷惑をかけて、孤独な悲しい死を迎えました。

 

もっと生きることができたはずの命。

迷惑かけられても、かけられても、それは愛する人の死。

悲しみに打ちひしがれる親族たち。

そして、その後の辛い人生。

親を失ってバランスを崩して生きてきた子供たち。

その事を思うと胸が痛みます。

 

息子はどうなるんだろう。。。彼はきっと胃は強いタイプ。

メンタルも強いけど、お酒の前にはどうなるかわからない血筋。

私は本当に心配になりました。

 

今さら私が「飲まない方がいいよ。」って言ったって、なんの説得力もない(笑)

私が示してきた良くないお手本に、彼は当然のように悪気なく倣っているだけだね。

 

 

 

じゃあ。。。

 

 

私が新たな生き方をしよう。

言葉ではなく、生き方で、「飲まなくても楽しく生きてゆけるよ」と示してゆこう。

ちょっと遅すぎたけど、まだきっと間に合う(^^♪

 

そう決心できた日から、ノンアルコールライフをスタートさせました。

 

読んでくださってありがとうございます。